11 05, 2008

修理イベントで感じること

今週は「農家の店しんしん」さんの中部地区の3店に修理イベントでおじゃましています。今回で3シーズン目の修理相談会には既に顔見知りになったお客様もいらっしゃり、イベントの定着を肌で感じる取る事ができました。

お店の告知方法も功を奏してか、リピートのお客様と新規のお客様とバランスよく来店されています。持ち込まれる修理品は鍬をはじめ、木鋏・刈り込み鋏・剪定鋏など鋏類、鎌、レーキ・フォーク、立鎌類とジャンルが増えてきました。またお一人が複数本を持ち込まれるようになりました。

今回のイベントで気になったのは、「直して使えるかジャッジして欲しい」といったケースがほとんどだということです。持ち込まれる修理品は二通り。明らかに直して使うには無理がある、十分に役割は果たしたといった品。それと、購入時の価格が数百円のホームセンター商品。

ホームセンターの廉価品が持ち込まれた場合、修理可能なケースでは明らかに修理代金が購入代金を上回ってしまいます。新たに購入されたほうが明らかに安い場合はその旨をお伝えしますが、修理イベントとしては本末転倒。

「とうとう良品刃物は全国津々浦々にあるホームセンターの廉価品に駆逐されてしまったのか!」と思わせられる今回の修理イベントです。そんな中、「良く切れるから長く使いたいんだ」というお客様の言葉とともに持ち込まれる地の鍛冶屋作の鍬や刈り込み鋏にホッとさせられています。

あっという間に切れなくなった熱処理のされていないステンレス鎌、折れ曲がったステンレスみたいな鍬、刃が開いて刈り込めない刈込鋏など大手ホームセンター販売の品々が次々に持ち込まれています。

投稿者 godos : 2008年11月05日 20:26