11 26, 2008
需要期を迎えた「押切り」の力強さ
毎年、年末に向かうこの時季に「押切り」の注文がグンと増えます。ひところ、輸入品がドカンと入ってきて3,000円代のものがホームセンターの主流になった時期がありました。弊社の商品の約3分の1の販売価格です。いったいどうなるのか、果たして注文は来るのかと心配していました。それから数年たちましたがおかげさまで販売数量は何とか維持できています。
この、2,3年で加速度をましてホームセンター取り扱いの刃物は中国を中心とした海外品にシフトしてしまいました。今や国産を探すのが大変なくらいです。私がこの業界にかかわった16年前はホームセンターには優良国産刃物がたくさん並んでいたと記憶しています。
関東のホームセンターに弊社会長を連れて視察に行ったこともあります。当時弊社は100%地元の金物卸業の流通にお世話になっていました。ちょうどバブル崩壊の不景気が地元の流通にも大きな変化をもたらし始めたころでもあります。新しい販売チャンネルを作りたく、当時まだ右肩上がりだったこのホームセンター業界に何とか商品を供給したいという思いでした。
それから10数年、今では価格にかなわない海外品にいかに対抗しホームセンターに商品を供給するかに頭を痛めています。この時季に販売数量の増える「押切り」の動向を考えるに、価格だけでない商品の力強さが必要なのだと改めて思うのです。
投稿者 godos : 2008年11月26日 21:31