12 25, 2008

2008年に感じたこと 雑感その②

カーディーラーに勤めている友人との会話。『今年の前半は原油高騰の影響で車の売れ行きが悪く、後半は経済危機でこの通り。とんでもない一年だった。』そうだよなー、そんな一年だったなぁと思いながら聞いていました。中国を中心とした新興国での原油需要を材料に原油相場が高騰したあおりをもろに受けた日本経済でした。そのWTIも1バレル40ドル代へと急落しています。

北京オリンピック前までは、好調な中国経済もオリンピック後はオリンピック特需も一巡し成長が鈍る、といった見方がささやかれれていました。結局中国経済を後退させた直接要因はアメリカの金融危機でした。好調な輸出を背景に成長を維持して来た中国は、オリンピック特需の終了した内需を喚起しこの世界的景気後退局面に成長維持をなしえるのでしょうか。

国民の生命を守る食料も自給率は40%あまり。海外に原材料を依存する結果が食品の値上げラッシュ。日々の生活に大打撃を与えました。反面ぐるりと周りを見渡せば休耕田・休耕地があふれています。後退する農業はそのまま国の衰退を表しているようです。

グローバル経済といわれて久しくなりましたが果たしてこれはどこ・誰に利があったのでしょうか?今年起きた大きな出来事を振り返るたびにこれでいいのかという思いに苛まれてしまいます。もう少し緩やかな影響下の経済の枠組みが出来ないものでしょうか。世界的には人口爆発ですが国内を見れば急激な少子化による人口減少。明らかに国内のマーケットは収縮していきます。

豊かな自然と情緒あふれる四季に彩られるこの国で穏やかに暮らして行きたい。そんな事を改めて考えてしまう年の瀬です。

投稿者 godos : 05:49

12 24, 2008

2008年に感じたこと 雑感その①

ホームセンター向けに開発した商品の動向が二転三転しています。一番大きな要因は価格の安い海外品に置き換えられてしまうためです。例年この時期、来春の売場を作り上げるためシミュレーションが行われます。そこで新たに持ち込まれるのが海外で開発された価格のみの商品です。

この傾向はここ5年くらいの間に強力に推し進められています。いわゆるプライベートブランド化です。業界の系列化が進み競争が激烈になった産物なのでしょう。これに伴い確実に増えてしまったのが製品不良です。先日、あるホームセンターで購入した簡易水筒はパッキンが不良で、水を入れた状態で旅行バックにしまっておいたら大変なことになってしまいました。安かったのでしょうがないかと思いましたが、ビシャビシャになった衣類を手にしてやるせない気持ちになりました。

経済産業省のホームページで公開されている重大製品事故公表に、ホームセンター取り扱い商品の製品事故が数件報告されています。記事を見て思うのは販売価格の安いものがとてもリスキーに感じてしまうことです。価格が安くても製品事故がおきてしまえばその対応は一様であるということ。必要な経費をかけて製品安全に努めた商品と、ただ安価であれば良いという理由で作られた商品を製品事故といった観点で見た時に同じ土俵にあるという事実です。

今年の夏に引き起こされた秋葉原の無差別連続殺傷事件で刃物は再び悪者にされてしまいました。一部、不必要な刃物販売ということでタガーナイフの販売規制が各地で叫ばれました。岐阜県関刃物産業連合会はいち早くタガーナイフの生産・輸入の規制を決めた事は記憶に新しいところです。このように刃物に係わる事件が起こるたび業界は消費の落ち込みにさらされてしまうため、製品安全は自己防衛といわざるを得ません。

時代の変遷とともに商品販売の形態が変わり、刃物もセルフ販売や通信販売が増えてきました。私たち製造者を取り巻く環境も確実に変化をしています。以前までは当たり前だった製品安全の観点を大きく見直さなければならない事は自明の理であることを認識させられたた2008年でした。

投稿者 godos : 06:24

12 23, 2008

山芋堀りのその後 「パイプ柄山芋掘り片刃磨き」

12月17日の話題の続き。

なぜか山芋(自然薯)堀りが好調を持続しています。柄の長さが1500ミリなどといった大型の商品が主流の山芋堀りの中にあって短柄の商品があります。

『パイプ柄山芋掘り片刃磨き』仕様をそのまま取って着けたような変な商品名ですみません。黒皮サヤを付けてアウトドア向けに作りました。ホームセンタールートに2002年頃までは比較的順調に出荷されていましたが、この数年のアイテム集約・低価格路線に売り場を追われてしまった商品です。

今年の秋冬の芋掘り好調の中にあって一人蚊帳の外に置かれた感が否めません。需要の有無を確認すべく『鍬屋ブログ店』にアップしますので興味のある方はぜひご覧ください。

投稿者 godos : 17:40

12 22, 2008

「製品安全セミナー in 新潟」に参加しました

内閣府認証NPO法人日本テクニカルデザイナーズネットワーク協会が主催する製品安全セミナーin新潟に参加してきました。

製品安全の取り組みを社内でも広げていこうとセミナーに参加しています。前回は製造現場の社員2名が受講しました。3時間超のセミナーでしたが事例説明を中心に行われたため、具体的にわかりやすいセミナーでした。
いくつもの法改正によって消費者保護政策がすすめられています。法改正に伴って製造業者として取り組むべき事柄は何かが少し理解できた気がします。今まで以上に製品事故のないものづくりに取り組まなければと、考えを新たにすることが出来たセミナーでした。

投稿者 godos : 17:47

12 19, 2008

「雑草切鎌」満を持しての登場です

2008年新製品内覧会で注目を集めたのがこの『雑草切鎌』です。「見たことあるぞ!」と思われたあなた、正解!!です。発売以来長いことご愛顧いただきました『寄せ植えカッター』をリニューアルした商品です。リニューアルのポイントは用途を変えてわかりやすくヘッターに表示した点です。

10月22日付、このブログ記事でご紹介のとおり対面販売では圧倒的な一番人気のこの商品、何とかセルフの販売店(ホームセンター等)でも売れないかと試行錯誤しました。結論は対面でお伝えしている内容を文字で表すということになりました。

新製品内覧会でも評判は上々。来春のヒット商品とすべく頑張ってPRしていきます。

◎商品の説明
細く鋭い刃を雑草の根もとに差し込んで切り取ります。普通の鎌では刈りにくい目地や塀の立ち上がりの雑草に威力を発揮します。刃は両刃ですので利き手を選びません。

投稿者 godos : 08:37

12 18, 2008

数量限定 家庭菜園鍬お得なセット品を販売中

家庭菜園を始めようという方に朗報!

弊社のオリジナル家庭菜園鍬に移植コテと鎌をセットにしたお買い得商品を各限定30セットご用意しました。

詳しくは以下をクリックしてご覧ください。

家庭菜園鍬ステンレス鋼付きセット

家庭菜園鍬極(きわみ)ステンレス鋼付きセット

投稿者 godos : 18:04

ちょっといい気持ち

一昨日の出張先での事。何年ぶりかに訪ねたお店でちょっといい気分を味わってきました。

このお店は農家を相手にしている販売店で関東にあります。このたび縁あって、商品を置いてくれるかも知れないという情報を頂き早速に駆けつけてみました。

到着したらお店は何やら改装中の様子。悪いタイミングで訪ねてしまったと思いつつも、何とか取り合っていただけないものかとお店へ突入。運良くというか、弊社取扱商品である土農工具の売り場を手直しの真っ最中でした。

休日を返上し作業されていた店長とお話することができました。『改装は春の準備ですか?』と訪ねたら違う答えが返ってきた。先月、今月と売り上げが減少しさてどうしようかと考えたそうです。

周辺には競合するホームセンターが何件もあり、日用品や家庭用品では価格・品揃えでは勝てない。しかしお店である以上、来店いただくお客様には商品で何かしらを訴えたい。そこで考え付いたのが土農工具の改装。この部門なら確実に差別化できるとの判断。

「景気が悪いからといって何もしない訳にはいかないからね。鍬の売り場を広げていたよ。」と、にこやかに語った店長の言葉が印象的でした。『ぜひ私に売り場提案のお手伝いをさせてください』と思わず訴えてしまいました。

売り場提案はお店にとっては、基本といえば基本、あたり前と言えばあたり前。初心忘るべからず。少しいい気持ちになれました。

初めてお会いしたにも関わらず、快く対応していただき商売のチャンスをいただいてきたのでした。

投稿者 godos : 06:49

12 17, 2008

予感

今年も残すところあと2週間となりました。何かと気ぜわしくなる頃ではありますが、今年の年末は不景気の嵐が吹きあれいつもの年とは違ったあわただしさです。

昨日は朝から出かけて県外のお取引先様を数社訪問。いずれもあまりいい話がありませんでした。そんな中話題に上ったのが『自然薯堀り』。どうやら趣味で始める人が増えているようです。話をしていて気が付いたのは今年の芋掘り(自然薯堀り)の注文が増えていたこと。

昨年来、特殊な商品の動きが良くなっています。『とび口』・『押切り』・『穴掘り』は昨年に続き今年も順調に推移しました。そんな中、この秋に急に注文が増えたのは芋掘りです。写真のタイプは共柄の両刃タイプです。長く延べたコミには竹の柄を仕込んで使用されます。おかげさまで今年は在庫一掃の勢いで注文をいただきました。

不景気が影響しているのでしょうか?自然の恵みを有効に活用し、生活に取り入れていくライフスタイルがもっともっと広がってく。そんな予感のする年末です。

投稿者 godos : 18:15

12 15, 2008

再会

先週末、高校時代の同級生に再会しました。実に卒業以来28年ぶりの事。4年前の選挙以来高校時代の同級生とは比較的合う機会が増えていたが彼とはそのチャンスが無かったのです。

若い頃の面影がそのままの彼は地元で行われた勉強会の講師に招かれていました。勉強会のレジュメに書かれていた名前を見て「同姓同名の人かな?」とは思っても本人だと思えなかったほど時間が経過していましたから感激もひとしお。

遅い時間までいろいろな話をして楽しい時間を過ごさせていただきました。同級生の頑張っている姿を見て自分自身の背中を押してもらった気がしました。

急激に悪化する経済環境の中、地元業界はまったく元気がありません。先週開催した新製品内覧会もご案内先のうち2割のお客様しかいらしていただけませんでした。そんな業界ですが彼の話からまだまだ活路を見出せるのでないかという気になれました。「やれることは一杯ある」事を実感しました。もしかすると「やっても効果の無いこと」しかやっていなかったのかもしれません。

久し振りの再会に新たなエネルギーをもらいました。今週もガンバリマス。

投稿者 godos : 22:28

12 12, 2008

出張で疲れる

申し訳ありません。連日の深夜作業で疲れてしまいブログの更新ができませんでした。明日から出直します。

投稿者 godos : 23:42

12 09, 2008

内覧会にあわせて修理チラシを配布する

内覧会を盛り上げるべく同時開催のイベント企画は『鍬の修理の大キャンペーン』です。

本日地元三条と隣の燕市の一部に新聞折込で『鍬の修理の大キャンペーン』チラシを配布いたしました。内覧会の会場となっている弊社「鍬ギャラリー」に一般のお客様にも来て頂きたく、同時進行で修理キャンペーンを開始いたしました。

今年一年、田畑で頑張ってくれた『鍬』を直して新春を迎えませんか?弊社「鍬ギャラリー」にお持ちいただければ特別価格にて修理いたします。あわせて弊社の新製品をご覧いただければ幸いです。

投稿者 godos : 23:52

12 08, 2008

新製品内覧会 初日から盛り上がる

今日から一週間来春用の新製品内覧会です。おかげさまで初日の午前中からお客様が続き盛況のうちに初日が終了いたしました。

満を持して臨んだ新製品発表。作り手と売り手の思惑がぴったり合う新製品が2点。大きな評価を頂きうれしい限りです。来春の売り場に並んでくれることを期待しながら内覧会ガンバリマス。

投稿者 godos : 23:44

12 06, 2008

じばさん’08年末刃物特価市

今年最後の『鍬修理相談会』を地元の地場産センターで行っています。

昨日、4日から6日まで行われる『じばさん’08年末刃物特価市』です。北海道や山梨県の物産店の併設会場内ですのであちらこちからおいしそうな匂いが漂ってきています。例年弊社の修理・物販売り上げよりも「うまいもの」の購入金額の方が多いのではないか?といった事態に陥ってしまうこの修理イベントです。

地元の刃物メーカーさんの出展では包丁やのこぎりなどの即売が行われています。、包丁やラシャ切り鋏の研ぎなおし、まな板削りのイベントもあります。包丁研ぎは今年も開場から行列のできるほどの賑わいとなりました。地元包丁職人が研ぐ本物の切れ味に4本5本と持ち込むお客さまも多く定着した人気イベントとなっています。

弊社はというと・・・。真冬に向かうこの時季ですので残念ながら関東や中部で行う修理イベントのような訳には行きませんが、何とか地元に定着させるべく取り組んで行きたいと思います。

投稿者 godos : 20:23

12 05, 2008

「おとなの落宴」で大笑いする

所属する三条商工会議所青年部主催の落語会付き宴席に行ってきました。

『おとなの落宴』と銘打ったこの企画は商工会議所青年部サービス創造委員会が企画した事業です。青年部は立ち上げ時から三条の中心部「本路小路」に以前のような賑わいを取り戻そうといろいろな企画をしてきました。「立ち飲み屋の設置」「東別院のライトアップ」など。

今年度の事業としては落語をツールに用い「東別院でのあかり寄席」に続きこのたびの企画となりました。青年部会員の料理屋さんのご協力をいただき落語付きの宴席を6回、12月に2店・2月に4店で行います。

私がお邪魔したのは4日の晩の『魚長』さんの回。高座に上がったのは春風亭一之輔さん。久し振りに大笑いしました。頬が痛くなるくらい笑ってしまいました。落語はすばらし伝統芸能だと思いました。

大笑いした落語のあとは、魚長さんのおいしい料理に舌鼓。燗酒を頂き心も身体もほんわかとした、いい気持ちになりました。日本人に生まれてよかった。

投稿者 godos : 23:52

12 04, 2008

鍛冶まつりの様子がアップされました

三条商工会議所青年部のホームページに9月28日に行われた「越後三条鍛冶まつり」の様子が動画で紹介されています。

http://www.sanjo-yeg.org/

早いものでまつりから2ヶ月以上が経ちました。今改めて動画を見るとプライベートな時間を数ヶ月に渡り費やしてきたまつりがどのようなものだったのか良くわかりました。当日は運営で手一杯で各催事の細かなところまでは見て取れませんでした。記録があるということは大変ありがたいものだと思います。

青年部広報委員会の皆さんありがとうございました。

投稿者 godos : 13:30

12 03, 2008

2008新製品内覧会

来週12月8日(月)から13日(土)まで1週間にわたり来春用の新製品内覧会を行います。

今年の新製品開発の切り口は2つ。
1つはユーザー様から直接声の上がった新機能の商品や、従来品に希望される改良点を加えた商品を発表します。直ぐ近くにユーザー様の声が聞こえる品揃えとなっていますのでぜひご覧ください。

2つ目は弊社の提案する「家庭菜園用鍬」。今までの販売データやお客様の声を参考に、従来品と新設定の品をシリーズ商品としてサイズ展開いたします。自信を持ってご案内できる趣味の鍬が出来ましたので、こちらもご期待ください。

このほかには、昨年までの新製品売れ筋紹介や「鍬修理のご提案」、製品安全対策の進捗状況のご案内をさせていただく予定です。

お取引先向けの内覧会ですが、一般のお客様のご来場大歓迎です。ただし新製品の販売はいたしかねますのでご了承ください。

投稿者 godos : 16:40

12 02, 2008

興味を引かれたブログ記事

弊社の鍬の日記念講演会で講師をお願いした小林さんのブログで気になる記事があった。『安全性という機能・性能』『安全性という品質』の提案。短くわかりやすい文章にこの時代を乗り切るヒントを感じた。

当たり前のことが、とかくできないこの時代。『ならぬはならぬ』がおざなりにされ、価格のみを追求される流通の仕組みに警鐘を鳴らしている。消費の低迷に企業はあの手この手で販売戦略を立てるも、最後は値下げ販売が常道になってしまうのはいたしかないのだろうか?

弊社も人のことは言える立場ではない。この時代を乗り切るための方策に『当たり前』を見失わないようにしなくてはならない。

ブログ記事はこちら

投稿者 godos : 09:46

12 01, 2008

家庭菜園用鍬 新たなる提案

「家庭菜園用の鍬は有りますか?」という問い合わせにうまく答えられない事があります。ホームセンターで多く流通している『家庭鍬』や『団地鍬』を家庭菜園用の鍬と捉えてお答えすると話がかみ合わなくなります。

話がかみ合わないケースは既にお客様に鍬のイメージが有る場合です。言い換えれば以前に見た鍬、たとえば子供の頃に親が使っていた鍬の記憶とホームセンターで販売されている鍬の形があまりにも違うと感じてしまうケース。

最近有った話。ホームセンターで鍬を買ったのだが野菜作りを教えてもらっている農家が使っている鍬が自分のとずいぶん違うという問い合わせ。家庭菜園愛好者の裾野が広がってきていることを実感する出来事でした。ゴルフを始める人のように家庭菜園も道具から入る市場になってきているのでしょうか?

そんなことを模索しながら初めて鍬を握るユーザーの導入部のニーズにお応えすべく、商品開発に取り組んでいます。市場調査を兼ね、一部のホームセンターに提案しているのが『地域で多く使われている鍬をモチーフとした家庭菜園用の鍬』です。その名も『地域型ロープライス』。形の特性はそのままにお求め安さを工夫した家庭菜園鍬です。

投稿者 godos : 06:09