5 19, 2009

地域鍬の需要再び?キーワードは『修理』!?

弊社がホームセンター業界に商品を供給し始めて14、5年になります。当時、地域の鍬(クワ)の提案は物めずらしさもあってか、あちこちのホームセンターから引き合いがありました。しかしその後、EDLP(エブリディロープライス)の名のもと海外品に大きくシフトが進み、いまでは販売されている鍬(クワ)の大半が安価品といった売場ばかりになってしまいました。

しかし、世界同時不況や食の安心の問題もあってかこの春シーズン、ものを大事にしたい多くの個人のお客様からお問い合わせをいただいています。『現在使っている鍬(クワ)と似たものが近くで売っていない』『使っている鍬(クワ)を直してくれるところがない』など長く大事に使いたい鍬(クワ)、長く大事に使っていた鍬(クワ)に関するものが大半です。

これらは全て地域で独自の流通経路をたどっていたものです。土地土地の作り手と売り手が長い時間をかけて商品供給とメンテナンスの仕組みを作っていたのです。この仕組みが今や崩壊してしまっています。先日あったお問い合わせの中で、『○○農協は販売品は扱うが修理は扱ってくれない』と困った現状を訴えていました。

新たな地域の需要が起きていると実感しています。地域の鍬(クワ)の概念は「製品」から「修理」にシフトしてきた事は間違いなさそうです。逆に言えば「修理」が補完されている「地域の鍬(クワ)」といった商品。これはいったい誰が扱えるのでしょう。

全国津々浦々にあるホームセンターがその役割を担ったら、お客様が感じられる鍬(クワ)の不具合は大きく改善できるはず。

でもいまの効率主義のホームセンターでは手間のかかる「修理」を受け付けてくれるのは期待はできませんが・・・


写真は君津・木更津鍬(クワ)です。

投稿者 godos : 2009年05月19日 20:45

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