9 15, 2010
製品安全に取り組む理由
地元業界の長い不景気に抜本的な解決策を見出せず、時間だけがいたずらに過ぎ去ってしまったと感じています。思考錯誤の連続の中で弊社なりに行き着いた、現状打破の方策が『製品安全の取り組み』です。その理由は次の通りです。
「製品安全文化の構築」:経済産業省の製品安全対策優良企業表彰に関わるページに記載されている言葉です。製品安全優良企業表彰にエントリーするための記述シート(製造用)は4つの視点の記載項目があります。
①安全な製品を製造するための取り組み
②製品を安全に使用してもらうための取り組み
③出荷後に安全上の問題が判明した際の取り組み
④製品安全文化構築への取り組み
製品安全の本質は消費者に「安全に使用してもらう」=「正しく、楽しく(事故無く)使用してもらう」商品づくりです。①安全な製品、②安全な使い方、③購入後の安全、④製品安全を文化として根付かせるための活動です。
弊社が製品安全に取り組むのは、「製品安全への取り組み」=「自社の商品を消費者に選択してもらう取り組み」と考えるからです。「正しく、楽しく使う」ための取り組みは、そのまま「正しく、楽しく選ぶ」ための取り組みです。言い換えれば、「正しく、楽しく使うための情報」は「正しく、楽しく選ぶために必要な情報」なのです。
消費者にとって「良くわかる」は「選びやすい」に通じます。自社の商品を選んでもらう理由を情報としてわかりやすく発信することと、事故無く楽しく使ってもらう情報は連動しているのです。まして、地元三条の製品の多くは日本製品が昔ながらに当たり前に持っていた「過剰品質」です。「高くて良い」は当たり前、「安くて(お値打ち価格で)良くて、長く使える」この過剰品質の製品の良さは使えばわかってもらえます。しかし、いくら良い商品も使ってもらえなければ、選んでもらえなければ良さが伝わらず、売れません。
なぜ選んでもらえないのか?
どれが良いのか、どれが自分にあっているのか、わからなくなってしまったからでしょう。解決方法は、選ぶ基準、選ぶ選択肢を消費者に提示することです。その選ぶ基準は「製品安全への取り組み」から導き出されます。「製品安全への取り組み」の中で消費者にわかりやすく伝える努力をしますので、製品の良さが消費者に伝わりやすくなります。
弊社はこのように考えています。
ですから「製品安全への取り組み」は、弊社や三条産地の製品を消費者に選んでいただくためには欠かせない取り組みと考えています。
「使う」前には、「選ぶ」「買う」があります。『選ぶ』『買う』『使う』それぞれ求められる情報の種類・内容が異なります。異なる情報も、「製品安全への取り組み」の中で【発見】【再認識】できると考えています。
株式会社相田合同工場 相田聡
投稿者 godos : 2010年09月15日 06:39