燕三条鍛冶の伝統を守り、手造りにこだわり続ける鍬・農具の専門メーカー

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一日一鍬ブログ:相田合同工場

製品安全を取り入れた売り場。
2017/01/04  / カテゴリー:製品安全の取り組み  / 執筆者:長沼



先日、燕三条地場産業振興センター様にて製品安全を取り入れた売り場の提案をさせていただきました。
頭の重い鍬を床置にする事によって、商品落下によるリスクを軽減しました。
その際にこだわったのは刃を手前に向けない事。
商品を魅せるには刃を見せるのが一番なのですが、お子様連れのお客様が多い売り場だったので安全性を優先しました。
自立出来ない鍬は専用の台を作る事によって展示を可能にしました。

先日、Facebookにて紹介した時はまだ完全ではなかったのですが、用途によって使う道具がわかるボードを設置しました。
本日の営業より公開となっておりますので、ぜひ近くにお立ち寄りの際はご覧になってください。


鋼付タケノコ唐鍬の取説ムービーができました。
2016/07/05  / カテゴリー:製品安全の取り組み  / 執筆者:サイト管理者



今年の春は過ぎ去ってしまいましたが、弊社の春の主役「鋼付タケノコ唐鍬」の取説ムービーが出来上がりました。
悲しいかな、タケノコが生えないと撮影できないという事実。来年以降のために、繁忙期を押して撮影部隊を投入しました。
おかげさまで出来は上々。来春のご購入を予定されている方は、ぜひ今からご覧ください(笑)

▼取説ムービー 鋼付タケノコ唐鍬240mm・270mm
(クリックすると動画が再生されます)


製品+製品情報=商品 にしませんか!
2016/03/03  / カテゴリー:製品安全の取り組み  / 執筆者:サイト管理者



本日はひな祭り。春到来を暦で感じると言うよりは、鍬の出荷作業が増え身体で感じています(笑)
シーズン到来で、冬の間は話題にもならなかったいろいろなことが、出荷数量に比例して起きてきます。
今年は、私どもの取り組む製品安全対策の効果について聞かれることが増えそうです。



長らく取り組んでいる製品安全対策の効果が、製品事故の防止はもちろん返品やクレームの減少にも役立っています。私どもの製品は「道具」ですので、選び方や使い方、メンテナンス方法は使用していただく上で、必要最低限のお渡しすべき製品情報になります。

しかしながら、平成不況や円高に突入したことで、価格の低い安価な商品の流れに「道具」も巻き込まれ、これらの製品情報が安価にするという理由で省かれてきました。違う見方をすれば、販売店に供給する側が「道具」であるがゆえに、購入者は選び方や使用方法は知っているものとして省いて来た事も否めません。また、「安くなければ売れない」という、デフレ下の盲目的な商品選択は道具である製品自体の品質までも低下させてきました。

今でもホームセンターには、一回使うと切れなくなる鎌や土に刺さらない鍬が当たり前に流通しています。用途機能が発揮できない安価な道具は、無理に使おうとして破損したりケガにつながったりとリスクが増大します。ひどい商品は、安価に作るために必要な製造工程が省かれ、道具自体でケガをしてしまうケースまで起きています。もちろんこれらの商品には、使用方法等の適切な製品情報は備え付けられていません。

また、製品は確かなものなのに価格を下げんがために本来必要なパッケージを省いて、裸で販売しているケースも目立ちます。このような販売方法では製品を手に取ろうとした時に、むき出しになった刃でケガをするなど本末転倒な事例も想定できます。それ以前にパッケージを外すことで、製品情報を記載する機会をみすみす逃すことになります。

製品安全対策を勉強していくと、私どもの業界のおかしな販売方法や慣習や競争に気が付きます。製品安全対策の取組みは道具の製造者と販売者と使用者のあるべき姿に気付かせてくれます。

体制が整いました
2012/11/06  / カテゴリー:製品安全の取り組み  / 執筆者:サイト管理者



今日までに弊社の若手スタッフ3人にノートパソコンをそれぞれ持たせ、いよいよ社内トリセツ作りの体制が整いました。

それなりの出費になりましたがそれはそれ、会社の将来に対する投資として、また若手スタッフそれぞれのスキルアップが結果、彼らの将来のためになると信じています。

製品を作る職人がトリセツも作る体制の会社になっていきます。

次の段階はそのトリセツを活用し、使い方をレクチャーできる職人の育成を目指します。

三条印刷さんの製品安全セミナーに参加
2011/06/17  / カテゴリー:製品安全の取り組み  / 執筆者:サイト管理者



昨晩、三条印刷さんが主催した製品安全セミナーに参加しました。

弊社の印刷物をお願いしている三条印刷さんが、新たな取り組みとして今春から自前で「製品安全セミナー」を開催されています。直接表示物を作られている印刷屋さんが、誤使用・誤購入を防止する観点から、私たち製造業や流通業に必要な表記のノウハウを提供しようという趣旨です。
昨年受賞した「製品安全対策優良企業表彰」にエントリーした際にも、各種の資料を作成いただいたり、現地調査の際にも立ち会っていただいたりと何かとお世話になりました。少しでも恩返しと昨日のセミナーではパネラーとして関わらせていただきました。
このセミナーは定期的に開催されるようですので、ブログをご覧の皆様で興味がある方はぜひご参加ください。

千成ブランド
2010/12/28  / カテゴリー:製品安全の取り組み  / 執筆者:サイト管理者





2011年に向けて新たな製品安全の取り組みの準備をすすめています。その中の一つが「ブランドの統合」です。
ブランドを統合する理由は、販売後の追跡可能性(トレーサビリティ)を向上させるためです。現状、ノーブランド商品や取引先ブランド(OEM)の商品を含め、修理問合せや注意喚起情報などは複雑な経路でお伝えせざるを得ない現状があります。ブランドを統合することにより弊社商品の特定を向上させる狙いがあります。

来年も全国各地で展開予定の「鍬(くわ)修理相談会」の効果を上げていくためにも、注力して取り組んでいかなければならない課題の一つです。

表彰式の模様
2010/12/16  / カテゴリー:製品安全の取り組み  / 執筆者:サイト管理者





去る、11月15日に行われた製品安全対策優良企業表彰の表彰式の模様です。
私にとっては今まで経験したことのない緊張感でした。口から心臓が飛び出しそうな勢いでした。



緊張の極みはプレゼンテーションのときのこと。前の2社(大企業部門)のあとでしたので完成度の高いプレゼンに圧倒されてしまいました。ですので私の順番の時には緊張もどピークでして・・・。

結果私のプレゼンは、私自身が一番びっくりする事となりました。

「製品安全対策優良企業表彰」経済産業大臣賞を受賞
2010/11/10  / カテゴリー:製品安全の取り組み  / 執筆者:サイト管理者



このたび、平成22年度 第4回 製品安全対策優良企業表彰、中小企業製造・輸入事業者部門 経済産業大臣賞を受賞いたしました。

平成22年度「第4回製品安全対策優良企業表彰」 受賞企業の発表

受賞企業の概要・主な受賞理由

製品安全に取り組む理由
2010/09/15  / カテゴリー:製品安全の取り組み  / 執筆者:サイト管理者



地元業界の長い不景気に抜本的な解決策を見出せず、時間だけがいたずらに過ぎ去ってしまったと感じています。思考錯誤の連続の中で弊社なりに行き着いた、現状打破の方策が『製品安全の取り組み』です。その理由は次の通りです。

「製品安全文化の構築」:経済産業省の製品安全対策優良企業表彰に関わるページに記載されている言葉です。製品安全優良企業表彰にエントリーするための記述シート(製造用)は4つの視点の記載項目があります。
①安全な製品を製造するための取り組み
②製品を安全に使用してもらうための取り組み
③出荷後に安全上の問題が判明した際の取り組み
④製品安全文化構築への取り組み

製品安全の本質は消費者に「安全に使用してもらう」=「正しく、楽しく(事故無く)使用してもらう」商品づくりです。①安全な製品、②安全な使い方、③購入後の安全、④製品安全を文化として根付かせるための活動です。

弊社が製品安全に取り組むのは、「製品安全への取り組み」=「自社の商品を消費者に選択してもらう取り組み」と考えるからです。「正しく、楽しく使う」ための取り組みは、そのまま「正しく、楽しく選ぶ」ための取り組みです。言い換えれば、「正しく、楽しく使うための情報」は「正しく、楽しく選ぶために必要な情報」なのです。

消費者にとって「良くわかる」は「選びやすい」に通じます。自社の商品を選んでもらう理由を情報としてわかりやすく発信することと、事故無く楽しく使ってもらう情報は連動しているのです。まして、地元三条の製品の多くは日本製品が昔ながらに当たり前に持っていた「過剰品質」です。「高くて良い」は当たり前、「安くて(お値打ち価格で)良くて、長く使える」この過剰品質の製品の良さは使えばわかってもらえます。しかし、いくら良い商品も使ってもらえなければ、選んでもらえなければ良さが伝わらず、売れません。

なぜ選んでもらえないのか?

どれが良いのか、どれが自分にあっているのか、わからなくなってしまったからでしょう。解決方法は、選ぶ基準、選ぶ選択肢を消費者に提示することです。その選ぶ基準は「製品安全への取り組み」から導き出されます。「製品安全への取り組み」の中で消費者にわかりやすく伝える努力をしますので、製品の良さが消費者に伝わりやすくなります。

弊社はこのように考えています。

ですから「製品安全への取り組み」は、弊社や三条産地の製品を消費者に選んでいただくためには欠かせない取り組みと考えています。

「使う」前には、「選ぶ」「買う」があります。『選ぶ』『買う』『使う』それぞれ求められる情報の種類・内容が異なります。異なる情報も、「製品安全への取り組み」の中で【発見】【再認識】できると考えています。


株式会社相田合同工場 相田聡

「製品安全取り組み優良事業者表彰」をいただきました
2010/04/20  / カテゴリー:製品安全の取り組み  / 執筆者:サイト管理者



平成22年4月16日(金)に東京都板橋区の「板橋グリーンホール」にて、「特定非営利活動法人日本テクニカルデザイナーズネットワーク協会(JTDNA)」より『製品安全取り組み優良事業者表彰』をいただきました。

こちらのNPOから弊社の製品安全の取り組みを指導・サポートいただいています。このたび、2年間の取り組みをご評価いただき表彰をいただいてまいりました。


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