燕三条鍛冶の伝統を守り、手造りにこだわり続ける鍬・農具の専門メーカー

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一日一鍬ブログ:相田合同工場

柄の曲がっている鍬
2008/05/20  / カテゴリー:鍬あれこれ  / 執筆者:サイト管理者





栃木県・茨城県で使われている大正鍬の系統の鍬です。下野鍬と呼んでいる地域もあります。写真の通り柄が反っているのが最大の特徴です。贅沢に木取りをしないと作れない柄ですね。
以前に茨城県水戸市近郊の農家で鍬を見せていただいた時に、刃の長さが1尺6寸(もう少し長かったかも知れません)で柄が刃にほぼ平行な鍬を見せていただきました。このときの鍬も柄が反っていました。その鍬を見てまったく使用シーンが浮かばなかったのですが、持ち主のおばあちゃんが器用に使って見せてくれたのでした。

柄の短い鍬
2008/05/19  / カテゴリー:鍬あれこれ  / 執筆者:サイト管理者





以前に地元の農家から持ち込まれた柄の短い鍬です。5月13日付けでご紹介した二本爪鍬の柄を途中で切ったような鍬です。柄の長さは約45cm、自分で加工したと思われます。

大型連休が去っても動きが見られる「唐鍬」
2008/05/07  / カテゴリー:鍬あれこれ  / 執筆者:サイト管理者





例年、寂しいくらいに大型連休が去るとともに注文が激減してしまうのが「唐鍬」です。幅広タイプの350匁・300匁、タケノコ唐鍬・バチ型唐鍬等、唐鍬という唐鍬全ての動きがぱったりと止まってしまいます。工場の現場はただでさえ重たい唐鍬の仕事が一息つくと少し楽になるのでホッとする瞬間です。しかし営業サイドとしては仕事が少なくなるので現場の一息感を尻目に複雑な心境になる時期でもあります。
ところが今年の連休明けの本日は、タケノコ唐鍬等の注文がまだまだ続いたものですからうれしいやら辛いやら。急遽、在庫計画を変更することにしました。しかし世の中そんなに甘くありませんから、出来上がる頃に注文が止まってしまうのではないかと、マーフィの法則まがいなこの状況を心配しています。

アニマル柄の鍬
2008/02/28  / カテゴリー:鍬あれこれ  / 執筆者:サイト管理者





1月に行われたデザインコンペで提案したアニマル柄の鍬たちです。この鍬は全てリサイクル品です。柄は使用して汚れた状態のものをサンダーをかけて塗装しました。その上からさらにアニマル柄を施したものです。この作業は弊社の女性スタッフが仕事の合い間を見てやってきました。残念ながらコンペでは受賞できませんでしたが、作業したスタッフには良い経験になりました。

コミ唐鍬
2008/02/26  / カテゴリー:鍬あれこれ  / 執筆者:サイト管理者





このたびの修理イベントで出会った一つ物のコミ唐鍬です。最近の唐鍬といったらヒツが定番です。全国的にも唐鍬をコミで作っているのは少ないと聞いています。
野鍛冶の作りと思われるこの品物はタケノコ堀に使われているそうです。少々こじってもコミがへたらないように厚めに据え込んでありました。

*「コミ」とは桂を使用して柄を接合する方式に加工された部分(部品)のことを指します。これに対して「ヒツ」は柄を打ち込む又は引き込んで接合する方式に加工された部分(部品)を指します。

出張先でうちの商品に出会ったー (ウルルン風に)
2008/02/25  / カテゴリー:鍬あれこれ  / 執筆者:サイト管理者





週末の23日24日は千葉県大多喜町の小松屋農機商会様の展示会に参加させていただきました。私の仕事は鍬の販売と修理の相談です。展示会のスタートから修理相談が相次ぎおかげさまで忙しいまま終了させていただきました。20数点の修理依頼品の中に弊社製造の鍬が5点ほどありました。大事に使っていただいている鍬を見てうれしくなりました。テレビ番組の「ウルルン」ではありませんが再会スペシャルのようなシチュエーションで仕事をさせていただいた2日間でした。

地型 四本万能
2008/02/21  / カテゴリー:鍬あれこれ  / 執筆者:サイト管理者





2月6日付でご案内した品に出くわしました。千葉県八街から富里方面に向かった先の農家さんで見せていただきました。2月6日にご案内とおり、取引先様で呼び名が変わる四本鍬です。出荷情報のほかに、私がこの鍬に千葉県内で実際に出会ったのは初めてのことです。以前は茨城県水戸周辺で見せていただきました。私の鍬分布図に新たなマーカーが記されることになりました。

風呂鍬と長柄の三本鍬
2008/02/20  / カテゴリー:鍬あれこれ  / 執筆者:サイト管理者





(訪問先の農家でお聞きした話の続き)
千葉県の八街市近郊は武州から開拓入植された方が多いそうです。その際に持ち込まれた農具が現在も伝わっているのだそうです。写真の長柄の鍬、特に三本の鍬は現在でも弊社で製造している品に酷似しています。風呂鍬も現在の大正鍬に類似する長さの設定ですので、武州から伝わっているという話はうなずけるところです。

割って作った「肥上万能」
2008/02/19  / カテゴリー:鍬あれこれ  / 執筆者:サイト管理者





野鍛冶の技が冴え渡る、割って作った肥上万能です。先日お邪魔した千葉県の農家さんで見せていただいたものです。少々錆びてはいますが、十分に現役として通用する状態でした。堆肥の斬り返し・すき込みは今や機械化されているため、鍬の出番はないそうです。
この肥上げ万能は、割って伸ばして刃を丸に延べてあります。とても手の込んだ作りです。当地の野鍛冶の技術にため息をついてしまいました。

柏崎型 その2
2008/02/18  / カテゴリー:鍬あれこれ  / 執筆者:サイト管理者





2月14日の続き。
この写真も柏崎型です。一軒の農家で見せてもらったものです。向かって右が3本の補強リブ付き、左は1本です。鍬自体の大きさは変わりませんでした。何で補強リブの数が違うのかはわからないとのこと。よく似ているのですがヒツの作り方が明らかに違う。作った鍛冶屋は違うなと思われました。補強リブの数が違うのは、「作り手が違うから」と言った答えになりそうです。
長いこと柏崎型の特徴と思っていた「3本リブ」でしたが、果たして特徴といっていいのか。現地調査で見せてもらった鍬で、私の思い込みが揺らいでしまったのでした。

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