オープンファクトリー 工場見学を引き続き期限を設けず中止いたします。
2021/06/04
/ カテゴリー:お知らせ
/ 執筆者:相田聡
新型コロナウィルス感染拡大防止のため、2020年4月6日(月)から工場見学を中止しておりますが、引き続き期限を設けず当面の間中止いたします。
大型連休頃から燕三条地区の他社の工場見学とあわせて弊社の見学をご希望されるお客様からお問い合わせをいただいておりますが、現在弊社は工場見学を再開しておりません。弊社の工場見学につきましては、全国的な感染拡大の収束が見られると判断される時期に再開予定でございます。ご理解をよろしくお願いいたします。
なお、鍬の修理品のお持ち込みは、引き続きお受付をさせていただきます。
ブログ:「トンビ鍬」考 其の二
2021/06/03
/ カテゴリー:商品紹介
/ 執筆者:相田聡
トンビ鍬は通称で、種類別では唐鍬(トウクワ)に分類される「開墾鍬(カイコンクワ)」となります。トンビ鍬の呼び名は、外套の「とんびコート」にその形状が似ているところから名付けられたとされています。
全国各地に様々な形状の鍬がある中にあって、トンビ鍬の形状は全国で大差がありません。形状よりも重さの別の方が種類があると言えます。大振りのものは刃部だけでも550匁(約2㎏)あり、打ち込むというよりは自重で土壌に刺さり込むような使用方法になります。小さいものでは250匁(約940g)から200匁(約750g)の刃部で名称もトンビ鍬の他に坊主鍬(ボウズクワ)とも呼ばれ、主に稲株起こしに使用されます。小さいものは現在ではほぼ製造することのないサイズとなっています。稲株起こしはトラクターの仕事となっていますし、寒起こしなどという農作業はほぼ死語となっていますね。
20年ほど前、とあるホームセンターではトンビ鍬がそこそこ売れていました。そちらのお店ではタケノコ掘りに使用されるお客様があると聞き、大変驚いたことを覚えています。大振りのトンビ鍬で掘ればさだめし大きなタケノコが掘れるかと思いましたが、タケノコの生えている周りの土を掘るのには刃部の広がりが便利なのだそうです。よくよく考えればそりゃそうですよね(笑)
弊社では、家庭菜園や農地での使用を想定して大・小2サイズで定番商品を展開しています。この他にも様々な大きさや形の見本や型紙がございますので、興味のある方は是非お問い合わせください。
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ブログ:「トンビ鍬」考
2021/06/02
/ カテゴリー:商品紹介
/ 執筆者:相田聡
昭和40年代から農作業に大きな変革をもたらした農業機械の登場に壊滅的とまで言われた農具の業界でしたが、全国の中山間地を中心とする農地での需要は平成の声を聞くまでは緩やかな右肩下がりでした。その後平成に入りバブル経済の崩壊期に重なるように始まった農作物の自由化で、農業を取り巻く環境は悪化の一途となりました。それらのおありを受け、弊社でも農家向けの業務用鍬は受注減少の歯止めが利かくなりました。
それらの受注減少の中で最も早く受注数を減らし、鍬の絶滅危惧種とまで言われたのが画像の「トンビ鍬」です。元々の用途が開墾、根切り、稲株起こしの道具ですので、農業機械のトラクターにほぼ作業を奪われ、かろうじて残っていた中山間地での棚田管理作業は後継者不足等も相まって不耕作地となり「トンビ鍬」の役割はほぼ潰えたのでした。
以上のような時代の変遷を受け年間製造数が50丁程度にまで減少していた2010年頃、トンビ鍬に新たな役割が見え始めたのです。それは農業ボランティアの登場です。各地で耕作放棄地が社会問題化し同時にIT環境が仕事の在り方に変革をもたらしてきた時期に、若者を中心としたライフスタイルの再構築や農業の再評価もあり耕作放棄地解消に取り組む人たちが増えてきました。ちょうどその頃、弊社では家庭菜園向きに商品の見直しと「鍬の選び方・使い方ワークショップ」の事業構築を始めており、トンビ鍬はその中で私が最も重要な商品として位置付けていました。
「耕作放棄地ではホームセンターの鍬が刃がたたない」と問い合わせをいただいたのが2012年のことでした。これをきっかけに耕作放棄地解消に取り組む農業ボランティアの皆さんにトンビ鍬を提案し、使い方を含め現地に赴き市場調査をした結果トンビ鍬の有用性を再確認できたのでした。その後、自社サイトや使っていただいた農業ボランティアの皆さんの口コミもあり、販売数量が徐々に回復し現在に至っています。

家庭菜園では宅地につくる花壇や畑の土起こしにお勧めしています。また、収穫の終わった畝崩しや大きめの雑草を根ごと切り取る作業にもお使いいただいています。
弊社商品のカムバック賞は間違いなく「トンビ鍬」が受賞します(笑)
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個人のお客様のオーダーメイドを再開いたします
2021/06/02
/ カテゴリー:お知らせ
/ 執筆者:相田聡
諸事情により中止しておりました、個人のお客様のオーダーメイドのお引き受けを、本日より再開いたします。ご希望されるお客様はホームページ等からお問い合わせいただきますようお願い申し上げます。
http://www.kuwaya.com/contact_inq/form.cgi
個人のお客様のオーダーメイドのお引き受け再開は、延期をさせていただきます。
2021/05/06
/ カテゴリー:お知らせ
/ 執筆者:相田聡
諸事情により、5月初旬の再開を予定しておりました個人のお客様のオーダーメイドのお引き受けは、延期をさせていただきます。再開時期につきましては、改めてホームページでご案内をさせていただきます。ご理解を賜りますようお願い申し上げます。
webカタログ提供のサービスを開始いたしました
2021/03/11
/ カテゴリー:お知らせ
/ 執筆者:相田聡
ホームページトップの「kuwa catalog webカタログ」バナーから、webカタログをご提供するサービスを開始いたしました。
個人のお客様のオーダーメイドの受注を中止いたします
2021/02/16
/ カテゴリー:お知らせ
/ 執筆者:相田聡
2021年春シーズンに向けて工場が大変込み合ってまいりました。誠に申し訳ございませんが、個人のお客様のオーダーメイドはお引き受けを中止させていただきます。再開は5月初旬を予定しております。ご理解を賜りますようお願い申し上げます。
2021年春シーズン タケノコ掘り鍬の販売を開始しました
2021/02/16
/ カテゴリー:商品紹介
/ 執筆者:相田聡
弊社ECサイト
「匠のぬくもり本舗」では、2021年春シーズンに向けたタケノコ掘り鍬の販売を開始いたしました。商品によっては販売数量が限定されております。
創業90周年記念事業 “ひろきぽ”アート作品展の第二会期を延長いたします。
2020/08/17
/ カテゴリー:お知らせ
/ 執筆者:相田聡
“ひろきぽ”アート作品展の第二会期を8月22日(土)まで延長いたします。なお、8月17日(月)~8月21日(金)までは弊社の営業中の開催となります。
作家のアテンドはございませんので予めご承知おきください。
オープンファクトリー 工場見学『須戸工場』編 弊社の鍬の組立工場である『須戸工場』の工場見学ムービーをアップいたしました。
2020/08/07
/ カテゴリー:お知らせ
/ 執筆者:相田聡
株式会社相田合同工場の工場見学ムービーです。鍬の組み立て、出荷、在庫管理を行う『須戸工場」の作業風景をご案内します。弊社では鍬の組み立ては全て手仕込みで行います。大量生産型の機械仕込みではなく、昔ながらの職人スタイルです。
出荷、在庫管理は女性社員が多くかかわっています。『本社 田島工場』とは異なり『須戸工場』は女性の仕事場となっています。
それでは、多くの人の手を経て『鍬』になっていく様をお楽しみください。
https://youtu.be/9uGNx8i9KrM