令和4年3月10日より工場見学を再開します
2022/03/08
/ カテゴリー:お知らせ
/ 執筆者:相田聡
新型コロナウィルス感染拡大防止のため、令和4年1月11日から中止しておりました工場見学を再開いたします。
工場見学再開の詳細は以下の通りです。ご不明の点はお問い合わせください。
工場見学再開詳細
・再開日時 令和4年3月10日(木)
・開場時間 10:00~16:00 (12:00~13:00休憩のため閉場)
・受入人数 1グループ5名様まで (5名を超える場合はご相談ください)
・受入組数 1日2グループ (当面の間)
・申し込み 電話またはメールで前日までに事前申し込みください
※弊社の営業日のみの工場見学となります。
※マスク着用等感染症対策を施してご来場ください
個人のお客様のオーダーメイドはお引き受けを中止させていただきます
2022/02/04
/ カテゴリー:お知らせ
/ 執筆者:相田聡
2022年春シーズンに向けて工場が大変込み合ってまいりました。誠に申し訳ございませんが、個人のお客様のオーダーメイドはお引き受けを中止させていただきます。再開は5月下旬を予定しております。ご理解を賜りますようお願い申し上げます。
オープンファクトリー 工場見学を期限を設けず中止いたします
2022/01/11
/ カテゴリー:お知らせ
/ 執筆者:相田聡
新型ウィルス感染症が再びの感染拡大局面に入ったため、オープンファクトリー 工場見学を2022年1月12日(水)より期限を設けず中止いたします。
お客様にはご迷惑をおかけいたしますが、ご理解をいただきますようよろしくお願いいたします。
ECサイトでタケノコ掘り鍬の販売を開始しました。
2021/12/22
/ カテゴリー:お知らせ
/ 執筆者:相田聡
弊社ECサイト
「匠のぬくもり本舗」では、2022年春シーズンに向けてタケノコ掘り鍬の販売を開始いたしました。
例年、欠品でご迷惑をおかけする
【鋼付タケノコ唐鍬 両刃 大】と
【特注タケノコ唐鍬 細バチ】を先行して準備いたしました。
「2021サンファーム秋の感謝祭」に出展します!
2021/11/11
/ カテゴリー:お知らせ
/ 執筆者:相田聡
「2021サンファーム秋の感謝祭」に出展いたします。
日時:2021年11月13日(土) 10:00~15:00
場所:サンファーム交流広場
弊社の鍬類をはじめアウトレット商品を多数出品します。
あわせて、ものづくり体験イベントとして「ててて凧作り」を行います。

「わクワく ワーク!&つぎなにつくろう!オンラインイベント in 三条」!
2021/10/14
/ カテゴリー:お知らせ
/ 執筆者:相田聡
10月23・24日の土日、午前10時から午後4時まで、秋のイベントを開催します!
まずは、24日限定の
「わクワく ワーク!&つぎなにつくろう!オンラインイベント in 三条」!
子どもも大人も楽しい、ものづくりのイベントやYouTubeを配信している
“つぎなにつくろう”とのコラボイベントです。
秋田の「ててて凧」を、三条・秋田・福島の3会場で同時に作り、
オンラインでつないで、リモート中継を行います。
どんな凧を作ったか見せ合ったり、凧を上げたりして遊びましょう!
開催時間は、午後1時から午後3時30分まで、
参加費は1,200円、定員は20名です。
参加希望の方は、相田合同工場 電話0256-33-0192までお問合せ
ください。
ほかにも、両日開催のイベントが盛りだくさん!
工場の炉で焼き芋を作ろう!の体験や、
無料で参加できる、廃材ストラップ作り。
鍬の修理相談会や、非稼働工場見学、
アウトレット商品の販売 など!
令和3年10月25日(月)より工場見学を再開いたします
2021/10/14
/ カテゴリー:お知らせ
/ 執筆者:相田聡
新型コロナウィルス感染拡大防止のため、令和2年4月6日から中止しておりました工場見学を再開いたします。
工場見学再開の詳細は以下の通りです。ご不明の点はお問い合わせください。
工場見学再開詳細
・再開日時 令和3年10月25日(月)
・開場時間 10:00~16:00 (12:00~13:00休憩のため閉場)
・受入人数 1グループ5名様まで (5名を超える場合はご相談ください)
・受入組数 1日2グループ (当面の間)
・申し込み 電話またはメールで前日までに事前申し込みください
※弊社の営業日のみの工場見学となります。
※マスク着用等感染症対策を施してご来場ください
ブログ:「田の草取り」考 其の三
2021/07/09
/ カテゴリー:商品紹介
/ 執筆者:相田聡
見た目にも怖い強烈な刃の付いたサンプルでしたが、結局依頼先の農家の方からは数丁の注文をいただきました。鍬の状態の刃形に長柄を付けた仕様ですので、田んぼに入って雑草を抜くには問題ないとは思いましたが、使用後の管理がどうなるか一抹の不安は残りました。刃部を下にして納屋にしまうとすれば鋭利な刃先が上を向きます。刃部を上にして軒先につるそうとすると、万が一の落下で大事に至る。考えれば考えるほど一般に向けた商品としては成立しないと確信するのでした。
低農薬・減農薬での稲作は当時からのトレンドでしたので、いずれ効率を求める水稲用除草具は遅かれ早かれ他社からリリースされるのであろうと想像は付きます。水田用の手押し中耕機は以前からありますし、エンジン式の水田除草機も登場し始めたころです。手道具でお求めやすい価格帯に商品を投入できないか?凶器と評されたサンプルの爪の特徴を生かしつつ、使用後の管理に問題の無い、なおかつ製造上の手間を抑えてという諸条件をクリアする商品に作り替えなくてはなりません。一度立ち止まりかけた新商品づくりでしたが、求められるであろう将来の需要に向けて、工場の職人との議論と新たなサンプルづくりが加速するのでした。
「田の草取り」のご購入はこちらからどうぞ↓
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▼田の草取り 取説ムービー
(クリックすると動画が再生されます)
ブログ:「田の草取り」考 其の二
2021/06/25
/ カテゴリー:商品紹介
/ 執筆者:相田聡
農家の方が持ってきた自作のサンプルは古びた四本鍬の刃先に、加工したコンバインの刃を溶接したものでした。コンバインの刃は菜切り包丁のような両刃に下ろしてあり、四本鍬の刃の上に垂直に立てあります。鍬の刃先が正面を向いていると言った方が分かりやすいでしょうか。

上の画像は農家の方の自作品を参考に、弊社で作り直したものです。四本鍬の刃をご要望のように鋭利に仕上げそのまま四本鍬状にしたものです。こちらに柄を付けサンプルとしたのですが、農家の方は刃先の鋭利さに思わず「凶器」とおっしゃたのです。こちらとしてはご要望通りを形にしたつもりなのですが何かが違ったようです。
そもそも、水稲用の中耕除草具として伝統的に伝わっていた道具は「がん爪」とよばれ、柄が短く三本、四本の爪状の鍬が一般的です。ところが、この農家の方は腰曲げがきついので田んぼに入った状態では立姿勢で使用したい事。立姿勢では長柄の先に刃がつく構造になるので、刃は切れ味が必要と思われたようです。
「がん爪」は田んぼに生える根を爪に掛けて引き抜くイメージで使用する道具です。農家の方は外来雑草の根張りに「引き抜く」より「引き切る」を選択されたようです。それにしても弊社のサンプルが強烈過ぎて怖くて使えないと、1stトライアルは失敗に終わったのでした。
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ブログ:「田の草取り」考 其の一
2021/06/24
/ カテゴリー:商品紹介
/ 執筆者:相田聡
2010年、全国各地で行っていた鍬の修理相談会、その一会場であった相談がこの「田の草取り」開発のきっかけとなりました。
「作付けしている田んぼに訳の分からない雑草が生えて困っている」そう言いながら手には自作したと思われる変わった鍬を持ったお客さんがいらっしゃいました。器用に溶接して造作された鍬は、古くなったコンバインの刃を元にして自作したのだそうです。詳しく話を聞くと、ご自身の田んぼは低農薬でコメを作っているそうで、用水から引いた水に訳の分からない雑草の種が混ざっていてそれがご自身の田んぼで芽を出すのだそうです。その方曰く、おそらく用水に引水している河川の上流にある畜産農家が与えている飼料が外国産で、そこに外来の雑草の種が紛れ込んでいる、というのでした。
しかし、農家の方は器用なものだなと思わず唸ってしまうそれは、もはや鍬というよりは鉄工芸の域。自分ではこれ以上の造作ができないので、ここをこういう風に、このような状態の雑草をこんな風に引き抜きたいと思いの丈をぶつけられてしまったのでした。
このようなやり取りから出来上がったのが画像の「田の草取り」です。商品名の「田の草取り」は私が命名。この農家の方が熱望したのが、田んぼの雑草抜きでしたのでそのまま商品名とさせていただきました。
鋭利な細刃の5本爪、実はこの形に落ち着くまでに幾度のトライアルがあったのです。1stトライアルの試作品を見た農家の方は「凶器」とのたもうたのでした。次回は「凶器」の画像をご紹介しつつ、商品化までの面白話をご紹介します。
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